みなさん、こんにちは。
歌手のMISIAについての続きです。
今回は、MISIAがこれまでに行ってきたライブについて、5回にわたって書いていきます。
MISIAのプロフィール、CD・DVDについてをまだ見ていない人は、ぜひ見てください。
それでは、最後までご覧ください。
1998年
デビューライブ
1998年3月3日 渋谷の人気クラブ「HARLEM」
<ライブレポート>
会場には約1200人の人達があふれ、クラブの中は身動きがとれない程パニック状態に!
この日会場に集まった人達は誰一人としてMISIAの姿を知らなかった。
どんな顔なんだろう、どんな姿なんだろうと人々は期待を胸にしていた。
そこに登場したMISIAはドレッドヘアースタイルで、第一声は耳につきささるような高音で始まったその歌声に会場全員が心を奪われ、異常な盛り上がりを見せた。
引用元:DEBUT LIVE | PAST LIVE | 【公式】MISIA | MISIA OFFICIAL SITE
CLUB SUMMIT 1998
1998年7月~8月
<ライブレポート>
1stアルバムMother Father Brother Sisterの中から5曲をショートバージョンでつないだ、ノンストップ・メガミックスから「陽のあたる場所」/「Never gonna cry!」/「つつみ込むように・・・」フルバージョンまで、MISIAの魅力を余す所なく伝えるプログラムになっており、どの会場も最高の盛り上がりをみせたツアーだった。
引用元:CLUB SUMMIT 1998 | PAST LIVE | 【公式】MISIA | MISIA OFFICIAL SITE
Mother Father Brother Sister TOUR’98
1998年7月~11月
<ライブレポート>
初のワンマンライヴはチケット発売後なんと5分で完売!!急きょ追加公演が決まった。
数々のクラブライヴをこなしてきたMISIAは初めての単独ライヴであることを忘れさせるくらい堂々としたものだった。
オープニングから迫力ある歌声で登場し、伸びのあるどこまでも届くような透けるような歌声で、観客をMISIAワールドに引きずり込んだ。
6月から約半年間、30本近くのクラブ&ホールライヴ・ツアーを見事に乗り切り、シンガーとしての実力をさらにつけ、進化した。
引用元:Mother Father Brother Sister TOUR ’98 | PAST LIVE | 【公式】MISIA | MISIA OFFICIAL SITE
COLLEGETOUR‘98
1998年10月~11月(大学・高校でのライブ)
<ライブレポート>
関西学院大学野外特設ステージ、初の野外ライヴで観客は、1万人を超えた!
引用元:COLLEGE TOUR ’98 | PAST LIVE | 【公式】MISIA | MISIA OFFICIAL SITE
Mother Father Brother Sister TOUR’98 Final in Budokan LIVE
1998年12月2日 日本武道館
<ライブレポート>
MISIA初の日本武道館ライヴデビューからわずか9ヶ月にしていきなりの武道館公演!!
ステージセットはまるでジャングルのよう。
「THE GLORY DAY」を歌っている途中、突然照明が消え、ステージの上に照明があたった。
それは何十人ものオーケストラが演奏しているという一驚の演出。
今までMISIAのライヴ史上、ステージに立った人数は最大数!
そしてこの武道館でMISIAが一番聴かせたかったのはバラードだった。
シーンと静まり返っている空気の中に優しい歌声が響きわたり、観客すべての心をつかんだ。皆、涙した最高のライヴだった。
1999年
Misia 21 Secret Birthday Party
1999年7月7日 東京・渋谷公会堂
<ライブレポート>
MISIA初のファンクラブ限定バースデーライヴイベント。
普段のライヴとは違い、クイズ大会、ゲストライヴなど盛りだくさんの企画あり、MISIAの素顔に触れられる楽しいパーティとなった。
引用元:Misia 21 Secret Birthday Party | PAST LIVE | 【公式】MISIA | MISIA OFFICIAL SITE
THE TOUR OF MISIA 1999
1999年8月
<ライブレポート>
全国9都市10公演。
ステージ演出のテーマは「幻影」。MISIA初のホール・ツアー。
客席ホールにはヒマワリをもったたくさんの人々。
ピラミッド型のレーザー光線からはじまり、背後には地球が映し出される演出、そして抜群の歌唱力で人々を魅了した。
大ホールでも収まりきれないくらいの大きな規模に急成長していた。
引用元:THE TOUR OF MISIA 1999 | PAST LIVE | 【公式】MISIA | MISIA OFFICIAL SITE
LOVE IS THE MESSAGE THE TOUR OF MISIA 1999-2000
1999年12月~2000年1月
<ライブレポート>
全国7都市11公演。MISIA初のアリーナ・ツアー。
初めてのクラブライヴから、初めてのクラブツアー、初めての赤坂ブリッツ2日間、初めての武道館・・・、デビュー2年目という短期間にして数多くの実績を残してきた。
これまでに比べてまた一段とショーアップされ、ダンスシーンも増えた。
会場では大きな風船が飛んできて、その風船がわれ、中からまたさらに小さい風船が飛び散るというかわいい演出が行われた。
引用元:LOVE IS THE MESSAGE THE TOUR OF MISIA 1999-2000 | PAST LIVE | 【公式】MISIA | MISIA OFFICIAL SITE
2001年
OCN PRESENTS THE TOUR OF MISIA 2001
2000年11月~2001年1月
<ライブレポート>
全国8都市15公演 ステージ演出のテーマ「光と影」。
「ESCAPE」から始まったヒップホップメドレーで一気に会場は盛り上がり、続いて「忘れない日々」「It's just love」「Everything」・・・といったこれまでの数々のヒット曲やバラードを披露、そして後半はハウスアレンジにした「IN TO THE LIGHT」などをたたみかけ、アリーナをまるでクラブのように鼓動させた。
シンガーとして、パフォーマーとしてエンターテインメントをより追及し、そして更に成長したMISIAの姿を証明したツアーだった。
天空より舞い降りてきた巨大ステージには、圧巻!
引用元:OCN Presents THE TOUR OF MISIA 2001 | PAST LIVE | 【公式】MISIA | MISIA OFFICIAL SITE
THE TOUR OF MELONPANDA 2001
2001年7月7日 東京・国際フォーラム
<ライブレポート>
2回目のバースデーイベントは、MISIA TVというコンセプトでMISIAがテレビに出ているという設定のライヴを開催。
MISIAのバースデーライヴが行われた後、MISIAがパーソナリティを務めていたラジオ番組を東京タワーから生放送。
東京タワーの内装は80年代のディスコを再現し、数々のゲストを招いてにぎやかに行われた。
引用元:THE TOUR OF MELONPANDA 2001 | PAST LIVE | 【公式】MISIA | MISIA OFFICIAL SITE
MISIA星空のライブ CONSTELLATION MISIA 2001 PROVIDED BY OCM
2001年10月7日 河口湖(ファンクラブ限定)
<ライブレポート>
野外ステージ、初のアコースティックライヴ。
空の下で歌うMISIAの歌声に人々はうっとり。
当日は天候が悪く曇り空だったが、雨が降り出すことなく「星の降る丘」を歌いだしたとき、ステージの上にはなんと!曇空がなくなり、星が見えた・・・。
MISIAのどこまでも響きわたる歌声は天をも突き抜け、皆に感動を与えた。
この日、幻の「星空のライヴ」となった。
引用元:MISIA 星空のライヴ CONSTELLATION MISIA 2001 PROVIDED BY OCN | PAST LIVE | 【公式】MISIA | MISIA OFFICIAL SITE
2002年
OCN PRESENTS THE TOUR OF MISIA 2002
2001年12月~2002年1月
<ライブレポート>
全国7都市16公演・20万人動員を記録したアリーナビッグツアー!!
オープニングはレーザー光線が飛び交う中、ドーム状のバルーンが舞台中央に現れ、その中からゴールドの衣装をまとったMISIAが登場。
「I miss you 〜時を越えて〜」のハウスアレンジから始まり、会場は一気に盛り上がった。
また、ソファーに座り、受話器をマイクの代わりに「la la la」をしっとりと歌うセクシーな演出。
雪の舞う中で歌うMISIAの全身を通り抜けていくほどすきとおった歌声に観客は心を奪われていた。
音楽性、エンターテイメント性など常にベストを追求するMISIAのスピリットはさらに進化を遂げていた。
引用元:OCN Presents THE TOUR OF MISIA 2002 | PAST LIVE | 【公式】MISIA | MISIA OFFICIAL SITE
2003年
OCN PRESENTS THE TOUR OF MISIA 2003 KISS IN THE SKY
2002年11月~2003年1月
<ライブレポート>
全国10都市20公演・27万人を動員!!過去最大のビッグツアー!!
スタンド最上段までびっしり埋まったオーディエンスの熱気が札幌ドームに充満していた。
2003年へのカウントダウンライヴは、女性ソロシンガーとして史上初となった。
オープニングでは剣をもち、銀色の衣装をまとったMISIAがダンサーと共に登場!!
「BACK BLOCKS」から始まったヒップホップメドレーの後、飛行機を模したセットでの閉じていた羽が左右へ開いていく、という演出には圧巻!
そしてステージから炎、花火が上がる演出、ホール、ドームいっぱいに響き渡るMISIAの歌声、さらに今回はパリ・コレなどで有名なビョークを手がけたファッションデザイナーのマリヤン・ペヨスキーによる豪華絢爛な衣装も見逃せない!
そんな壮大なステージの中でのMISIA最高のパフォーマンスに観客は皆、言葉を失っていた。
「MISIAがドームでもらったもの」
気温マイナス11度。外の寒さとは打って変わって札幌ドームはスタンド最上段までびっしりのオーディエンスで熱気が充満している。
しかも4万人の全員が蛍光ペンライトを手に持っているので、ライトグリーンの光の点が揺れ動いている。
ある種、荘厳な眺めだ。その荘厳さは、2003年へのカウント・ダウンに向けられている。
もちろん、MISIAと一緒にセレブレイトするために。
広いドーム全体のに光がさざめいている光景に、オーディエンス自身が興奮している。
さあ、開演だ。
11月16日、代々木体育館から始まった“THE TOUR OF MISIA 2003 KISS IN THE SKY”は、この日で14本目。
いよいよ波に乗ってきたライヴは、オープニングから強力。
まずはHIP HOPメドレーだ。
プロデューサーSAKOSHINが自ら作ったライヴ用のスペシャル・トラックがドームいっぱいに響く。
ドーム・クラスのサウンドとしては最上級。
ヘヴィなボトムが会場を揺らす。
コンパクトなステージからリズムのエネルギーが溢れ出し、一瞬にしてドームがクラブと化した。
ダンサーの動きの切れが素晴しく良い。
MISIAのパフォーマンスもパワフルだ。
ヴォーカルに魅力が感じられる。こんなことは珍しい。
彼女自身、とても興奮しているようだ。
HIP HOPメドレーが終わると、暗くなった会場に「眠れぬ夜は君のせい」のストリングス・ヴァージョンが流れ、ステージ・セットが動き出す。
エアプレインのイメージの巨大な翼が開き始めると、その優雅さとゴージャスさに、会場からタメ息と歓声が上がる。
ここからは徹底的にバラードだ。
2曲目、しっとりと歌ってMISIAが話し始めた。
「なんか、すっごいことになってますね。皆さんがライトを持っている事をMISIAは聞かされてなくて、びっくりしました。」
そうなのだ。
初のドームということで、張り切ってステージに出た途端、MISIAは信じられないほど美しい光景を目にしてヤラれてしまったのだ。
いつも完璧に歌をコントロールする彼女だが、エキサイトしてしまうほどの感動だったのだろう。
特別な夜にふさわしい驚きと喜びが、ドームの隅々にまで伝わっている。
このバラードのコーナーで今度はこちらが、MISIAが集中して歌った時の恐い程の上手さにヤラれることになる。
近々、リリースされるリズメディアトライブのコンピレーション・アルバム「SLOW JAM」に収録する曲を、ここ、札幌ドームでライヴ・レコーディングしようというのだ。
曲は、久保田利伸の名曲「Indigo Waltz」。
1988年に発表されて久保田の評価を決定づけたアルバム「Such A Fanky Thang!」に収められているバラードだ。MISIA自身の思い入れもあって、心に強く響くテイクとなった。
ラストはロック・テイストも混じえた盛り上がり。
ドームのフロアが、実際に揺れていた。
「Into the light」で照明がアオると、客席はもう大興奮。
アンコールを待つ間、ドームにビッグ・ウェイブが起こる。
コンサドーレ札幌の応援の拍手が上がる。
そして現れたMISIAがまとっているのは、ビョークの衣装デザインで注目を集めるマリヤン・ペヨスキーのオリジナル。
純白のドレスで「Everything」を歌い、すぐに衣装チェンジして、いよいよカウント・ダウンだ。
ステージの背後で花火が上がる。金のテープが打放たれる。
いろいろなことがあった2002年に別れをつげて、MISIA もオーディエンスも本当に幸せな表情をしている。
いつもはMISIAが会場中の人にハッピーを振りまいてライヴが終わるのだが、この夜はそれ以上にMISIAがオーディエンスから何かをもらったのでは、という気がした。
そして、MISIAはそれを持って2003年にさらに素敵な歌を作り、歌うのだろう。
初の武道館も彼女のスケールの大きさに驚いたが、初のドームはその何十倍もの感動があった。
外では、オーディエンスが雪を踏む締まった音が続いている。
文:平山雄一
引用元:OCN Presents THE TOUR OF MISIA 2003 KISS IN THE SKY | PAST LIVE | 【公式】MISIA | MISIA OFFICIAL SITE
MISIA REMIX 2003 RELEASE PARTY KISS IN THE SKY -NON STOP MIX-
2003年5月2日 東京・新木場ageha
<ライブレポート>
NYから来日したDJをはじめ、MISIA REMIX 2003に参加したDJ陣が大集結。
パーティではフロアにダミーMISIAが現れ1曲ライヴを行うなどビックリな仕掛けがあった。
MISIAの衣装はペットボトル製のドレス、デザイナーが3ヶ月かけて制作したという代物。
当日MTVがMISIA一日密着取材。
OCN PRESENTS MISIA 星空のライヴⅡ CONSTELLATION MISIA 2003
2003年6月~8月
<ライブレポート>
幻の「星空のライヴ」以来の野外アコースティックライヴ。
4年ぶりとなった夏の全国ツアーは、『森の小さな音楽会』がコンセプト。
シンプルなステージセット、バンドの生演奏(アコースティック)の真ん中にMISIAがいる。
MISIAの渾身の力を込めた歌声が会場いっぱい、夜空いっぱいに響きわたり、真夏の暑さを感じさせない程MISIAの歌声は会場の人々を包み込んだ。
まさに伝説のライヴ!!
「解き放たれたMISIAの歌と実力」
この夏行なわれた“星空のライヴ・”は、MISIAが歌と真正面から向き合うツアーだった。
シンプルなセットとバンドの生演奏(アコースティック)の真ん中に、MISIAの歌が存在する。
歌が純粋に前面に出る内容で、MISIAはその実力を存分に発揮。
伝説のツアーとなる大成功を収めたのだった。
MISIAのライヴはこのところ、アリーナ・クラスで進化を遂げてきた。
ゴージャスなセット、コンピュータ・リズムとリンクしたバンド・サウンドと照明、それも世界最高峰のストリート・ダンサー達。
ハイ・クオリティのエンターテイメントとして有数のショーとの評価を受けてきた。
が、今回はそうした要素を一切排除。
しかも会場にはデビュー以来となる通常のホールや、中規模の野外ステージが選ばれた。
今年の初め頃から、MISIAはこうしたスタイルのライヴを実現したいと思っていたという。
「自由でした。テンポもコンピュータに縛られないし、終わり方も好きなだけ歌って目で合図すればいいし」
解き放たれたMISIAの歌とその実力は、彼女が今、アーティストとしてとてつもない高みにいることを示した。
アリーナを感動させる実力をもって、歌の細かい表情をそれぞれの会場で表現した。
「同じライヴはなかった」とMISIAは断言する。
会場と観客とMISIAとバンドが、一期一会のセッションを行なった。
170曲のレパートリーの中から20曲に厳選し、これまでのアレンジを捨てて挑んだツアーだった。
「音楽を通してバンドのメンバーとコミュニケーションする、楽器も一緒に歌っているということを、初めて実感しました」とMISIA。
彼女自身、ミニ-・リパートンのライヴ・アルバムが大好きで、
「映像の手助けがないので、より歌だけが聴こえてくる。耳だけで想像を掻き立てる。“星空のライヴ・”をアルバムにするって、すごくいいことだなと思います。とても自由なライヴだったので、二度とあり得ない瞬間をパックにした、無二のライヴ・アルバムになりました」
文:平山めくばせ雄一
引用源:OCN Presents MISIA 星空のライヴⅡ CONSTELLATION MISIA 2003 | PAST LIVE | 【公式】MISIA | MISIA OFFICIAL SITE
2004年
THE TOUR OF MISIA 2004 MARS & ROSES
2004年1月~2月
<ライブレポート>
全国5都市7公演・30万人動員!!史上最大のビッグツアー!!!
これまで数々のクラブツアー、武道館、ホールツアー、アリーナツアー、札幌ドームカウントダウンライヴ、アコースティックライヴをすべて成功に収めてきたMISIAが女性ソロシンガーとして史上初の全国5大ドームツアーを完全制覇した。
今回のツアーはデビュー5周年の集大成とも言える内容になっており、デビュー曲から最新シングルまで、ヒット曲ばかりを集めたベスト的な構成!!HIPHOPR&B、ゴスペル、HOUSEそしてバラードといった多ジャンルを歌いこなすアーティストは他にはいない・・・。
ステージング、パフォーマンス、スケールといったすべての面でさらにパワーアップし続けるMISIAの魅力満載のライヴだった・・・。
「クラブミュージックからポピュラーミュージック、最上のエンターテインメントへ」
今回のツアーはMISIAがライヴツアーというエンターテインメントの世界に新たな歴史の扉を開いた・・・そう心に強く感じたツアーだった。
もちろん、披露された曲がデビュー曲から最新アルバム「MARS&ROSES」までのベスト盤的な内容だったことや、女性シンガーとしては史上初となる全国5大ドームツアーを完全制覇したことは多くの観客を十分に満足させたといえる。
しかし、このツアーで私が最も注目したい点は、MISIAというアーティストがクラブミュージックをポピュラーミュージックへと昇華させた事にある。
なぜなら、私の知る限りクラブミュージックという音楽は、ある種、閉鎖的でアンダーグラウンドなサウンドだった。
それは日本の音楽シーンの中では決して誰もが聴いているポピュラーなものではなく、ましてやドームライヴという大メジャーな舞台で体感できるサウンドでは決してなかったのである。
ライヴ前半のHIPHOPメドレーでは、ストリートシーン出身の"U-GE""STEZO"をはじめとするクラブダンサーや、卓越したターンテーブリスト"DJ TA-SHI"のフューチャーが会場を圧倒し、またソウルフルに歌われるR&Bでもオーディエンスを魅了させた。
更に、アンコールのHOUSEメドレーではドームという場所を、一瞬にして巨大なクラブフロアのように変化させ、オーディエンスをエキサイトな空間に連れて行ってくれたのだ。
しかも、そのHOUSEメドレー7曲は、"JUNIOR VASQUEZ" "HEX HECTOR" "SATOSHI TOMIIE" "MALAWI ROCKS" "GOMI"などの、クラブシーンで活躍する世界的DJ達が手がけたREMIXなのだから、それが更に、私の胸の中を熱く高鳴らせてくれた。
そして、それらが実現できたのは、やはりMISIAの歌の力なのだろう。
HIPHOPメドレー、R&B、ゴスペル、HOUSEメドレー、そして王道のバラード。
これほどまでの多ジャンルな音楽を、たった一人で構成できるライヴアーティストを私は他に知らない。
ステージデザイナーのトム・マクフィリップスによる豪華なステージ・セット、パリ・コレでも注目なファッション・デザイナーのマリヤン・ペヨスキーが手がけるオーガニックかつフューチャリスティックな衣装、またロンドン・フリーダム・クワイヤによるゴスペルのコーラスワークなど、様々なクリエーター・表現者たちが国や言葉を越えて集まっているのもMISIAのジャンルを超越したヴォーカルにインスパイアされてのこと。
引用元:THE TOUR OF MISIA 2004 MARS & ROSES | PAST LIVE | 【公式】MISIA | MISIA OFFICIAL SITE
ファンクラブ限定ライブ「名前のない音楽会」
2004年7月
<ライブレポート>
これまでは東京ライヴのみで行っていたファンクラブ限定ライヴ。
「名前のない音楽会」ではMISIAの記念すべき誕生日である7月7日を皮切りに初の地方公演を開催!
今回のライヴで初参加となったバンドメンバーを迎えたり、MISIAの妹分である千織が初登場、そしてMISIAギター弾き語り初披露、新曲「SONG FOR YOU」を初披露したりと、“初”となるものが盛りだくさんのライヴ。
ファンの方々に囲まれ、MISIAと会場みんなが心温まる最高の時間を過ごせたイベントだった。
引用元:ファンクラブ限定ライヴ「名前のない音楽会」 | PAST LIVE | 【公式】MISIA | MISIA OFFICIAL SITE
続く